菜緒「純!起きて!」
純「…菜緒?本当に菜緒なのか?」
菜緒「バッカじゃないの、飛び降りたりして…」

ああ、菜緒だ。本物の菜緒だ…
菜緒はあの時つけたネックレスをしていた

純「やっと会えた。遅くなって悪い」
菜緒「調子いいんだから。菜央さんと結婚したくせに」
純「でも俺はずっと菜緒のことが好きだったよ」
菜緒「ふんっ!どうだか」

菜緒は怒ってそっぽを向く。首元にあるハートのネックレスがきらりと光る

純「すねてんじゃねーよ」
菜緒「す、すねてなんか…」

俺はあの時と同じように菜緒の唇にそっと触れた…