「はぁ〜、なんだかんだであっという間だったな。」



「そうだね。隊士さんたちもいい人だったし。賑やかで楽しかった。」



暗殺組織では、中々こんな賑やかなことはないから私たちには少し新鮮だった。




「じゃあ、屯所に戻った日の夜、主に報告して終了だな!」



「そだね!……じゃあ私、部屋に戻るから。お腹出して寝ないのよ。」



「お前は母ちゃんか。」




その返事を聞き、笑いながら部屋を出ようとしたとき、




『ザシュ…!』




「!!?」