【改】「好き」とは言わず、さよならを。



…そうゆうことか。光英。



「まずい」といった顔で光英は奥方を私の目の前から離そうとする。


でも、私は奥方に近づいて、とびっきりの美少年の輝きを放ち言った。




「奥方、私に貴方様のお相手以上の用は存在いたしません。…私と、お話してはいただけませんか?」





光英は「げっ」と小さく言葉を発した。



ふふんだ。私のこの笑顔に落ちなかったものはいないのだ!


ほら、奥方も頬を染めて「あらあら」とご満悦だ!




もう百戦錬磨級に出来上がったこの技に、倒れないものなどいないのだ!!