今日も賑わう店内に、彼はやってきた。



「桜餅、3つお願いします。」



そう言って、店の椅子に座る彼にいつものように声をかけた。



「や、ま、ざ、き、さん!!」



「!??…星子さん!や、やめていただけないだろうか?!毎度毎度、心臓が飛びそうになる…!」



「だーいじょうぶ!心臓がとびだしたら死んじゃいます!」



「ぶ、物理的なことではないのだが…」





その困った顔、毎度毎度ごちそうさまです!!もうこの人見てるだけで世界が平和に思えてくるよ。