あの日から数日経った今日。山崎さんは手に怪我を負って帰ってきた。
何でも暗殺者3人組の1人に見つかり、以外にも下っ端を従えていた3人組は山崎さんに斬りかかったらしい。
ほんと、うちの暗殺組織として動かれると恥を晒してるみたいだ。
普通そこは相手を撒いて逃げるか、殺さなきゃならない。
相手に顔を見られて逃がしてしまうなんて、暗殺者にとっては死んだも同然である。
「…手当なんてしてもらって、すまないな。」
山崎さんが申し訳なさそうにそう言った。
「いえいえ。確かにその(マヌケな)暗殺者を捕らえたかったですけど、それはみなさんがやってくれるでしょう。
今は山崎さんの傷の方が大事です。」
「……なっ!」
急激に顔の熱が上がっていく山崎さん。
本当に可愛らしい人だ。
包帯をきゅっとしばり、手当終了。
片付けていると、山崎さんが口を開いた。

