「ねぇ〜隊長、もうそろそろ組長からお話ある時間だけど?」



「あっ、忘れてた!えーっと、今日の稽古は…こ、」


「はい!今日は終わり〜!明日も頑張りましょうね!」


「「「はい、星さん!」」」



そうして今日の稽古は終了。
隊士はぞろぞろと帰っていく。




「…光英。」



「わかってるんだ!…わかってるんだけど…!何だろう…俺は人に指示するのが苦手らしい!」



「光英ってさ、阿保だよね。」




今までで長く見てきたけど、今までで史上最高に阿保だ。




それはまぁ置いといて、組長の話とは何だろう。

新撰組に入隊して1ヶ月が経った。
そろそろ初めての任務かもしれない。



少し楽しみだ。




私たちは着替え、大広間に向かった。