新撰組の朝は早い。


起きて着替えてすぐに走り込み。朝ごはんをたべたら、朝と昼は稽古と市中の見まわりの繰り返し。


ちなみに只今稽古中。



「も…っ!もっとけ、んを…!振り下ろし……てっ!」



「もっと剣を振り下ろして

って言ってます。わかりにくくてすみませんね。」



「「「ははは…」」」




8番隊は今日も説得力のない指示と共に稽古が進んでいた。


…光英は隊長になれたどの辺のことを自慢していたのだろう。


切実にそう思うのだ。