山崎さんが私たちをそれぞれ部屋に案内してくれた。ちなみに光英とは隣の部屋である。
「あの、つかぬ事なのだが、…主とは一体…」
山崎さんが光英に聞く。さっきの話が聞こえていたようだ。
「ああ、主って言うのは以前仕えていた主人のことでして!星も一緒に仕えていたんですよ!」
「え!…星さんも?」
驚いたように私を見る山崎さん。
「そうですよ?まぁ、私は主に剣を習ってはいなかったのですが。
それに、たまに光英の相手もさせられてましたよ。」
「『させられてた』だとぉ〜?ったくちょっと剣の腕がたつからって!」
「っだぁーー!また髪をぐしゃぐしゃに!!やめろハゲ!」
「ハゲてねぇよ!!」

