「冗談だよ。…でも、新撰組は、男ばかりだぞ?剣の腕に文句はないが…。
………そうだ。光英。お前も行ってこい。」
「はい。………はい!??」
ぶふっ、光英の顔!!…でも光英も来るの?
「さすがに新撰組に女1人で行かせるのはねぇ。だから光英が一緒に行ってくれるなら、いいよ。
確かに内部からの情報が1番確かだしね。」
さすが惟徳様だ!…あとは光英次第だけど……。
「惟徳様、この間、筆が壊れたとおっしゃってましたよね?あれ、実は…」
「はーーい!はいはい!!行きますよ!万歳新撰組!世のため人のため努めましょう!!」
おーーほほほ。人の弱味は握っておくものだ。←ゲスい。
「じゃあ、二人は準備を。くれぐれも正体がバレぬように。気をつけてな。」
「「はい。承知しました。」」
こうして、密かに私と光英の新撰組入隊が決まった。