慌てふためいている山崎さんを見ると、やはり安心する。
それとは反対に、これからは山崎さんのことを警戒しなければならない。
彼は新撰組。私は暗殺者。
立場が正反対だ。
……新撰組が、暗殺組織を追うような仕事をしだしたら、厄介だなぁ。
「…最近は、暗殺組織のことを追っているんだが、どうも手がかりが掴めなくて…。」
「……え、暗殺組織?」
うそ、まさかの展開??
いや、私の勘はよく当たるけど…こんな当たり方ないでしょ!!
「手練れの暗殺組織でね…」
いや〜それほどでも〜〜!
「全く跡を残さず、」
そりゃもう死ぬ気で叩き込まれたからね!暗殺する上で跡なんて残したら自殺行為だよ!
「音も立てない。」
それは中々の技術がいるんですよ〜?
身体を捻らず歩いて、物音を立てないようにしたり〜〜、
「1週間も探してるのに、何もない!」
あー、残念!絶対見つけられやしませんよ!
「その上あんなことがあるなんて…」
ああそうですよね!私たちってほんとにすごい…………って、
「あんなこと??」

