「なるほど。だから忙しいわけだ。」 ってか何が詩人だ。偵察ってことは、見つからないための、それなりな運動神経はいるはず。 私が考えていると、山崎さんは言った。 「…怖がらないで、いてくれるだろうか…?」 「へ?」 山崎さんのすがるような目が、私を捉えている。 …どっちかっていうと、私の職業の方が一般的には怖がられるんですけど〜。 ………なんて言えない!! 「今さら山崎さんを怖がるわけないでしょう。大丈夫だから、そんな悲しい顔しないで! …またいじり倒したくなるでしょ?」 「なっ!!」