ひとしきり2人で歌った後2人で軽くご飯を食べ、別れた。
家に着いて気がついたのだが宿題を学校に置いてきてしまった。取りに行こうかとも考えたが明日の朝学校でやればいいかと考え直しその日は眠りについた。
朝少し早く着いた学校はどこかいつもとは違い静かだった。教室には誰も居なくこの世界に1人になったような気持ちになった。思えば教室に一番に来れたことなど初めてかもしれない。
少し楽しくなった私は少しウキウキしながら席に着き宿題取り出した。今日はなんだか、はかどりそうな気がしながら。
ふと宿題から目を離し休憩を取ると昨日描いた猫が目についた。よく見るとその隣に何かが居る。これはなんだ、熊か?猫…にも見えるな、その謎の生き物は勿論私の描いた物ではない。さらに私の描いた猫の近くには上手ですね。とのコメントまで描いてあるではないか。誰が描いたのだろう。昨日帰るときには教室にそれほどの数の生徒がいたような気はしない。じゃあ、誰が…。
ふと思った。昨日は火曜だったと。私の高校では夜間学校もしている。火曜日と木曜日の週2日。年齢は様々で大学生くらいの人もいればお年寄りもいるらしい。その夜間学校の私の机を使う人が描いたのではないか。そう考えた。
しかし、確証はない。
私は確かめるためコメントを書き足した。
『ありがとうございます。そちらの熊ちゃん?も可愛いですね。』
返事は来るだろうか。そんな期待を胸に私は微笑んだ。
いつの間にか教室には何人かのクラスメイトの姿があった。
宿題が終わっていないことに気付き私は慌てて取り掛かった。
家に着いて気がついたのだが宿題を学校に置いてきてしまった。取りに行こうかとも考えたが明日の朝学校でやればいいかと考え直しその日は眠りについた。
朝少し早く着いた学校はどこかいつもとは違い静かだった。教室には誰も居なくこの世界に1人になったような気持ちになった。思えば教室に一番に来れたことなど初めてかもしれない。
少し楽しくなった私は少しウキウキしながら席に着き宿題取り出した。今日はなんだか、はかどりそうな気がしながら。
ふと宿題から目を離し休憩を取ると昨日描いた猫が目についた。よく見るとその隣に何かが居る。これはなんだ、熊か?猫…にも見えるな、その謎の生き物は勿論私の描いた物ではない。さらに私の描いた猫の近くには上手ですね。とのコメントまで描いてあるではないか。誰が描いたのだろう。昨日帰るときには教室にそれほどの数の生徒がいたような気はしない。じゃあ、誰が…。
ふと思った。昨日は火曜だったと。私の高校では夜間学校もしている。火曜日と木曜日の週2日。年齢は様々で大学生くらいの人もいればお年寄りもいるらしい。その夜間学校の私の机を使う人が描いたのではないか。そう考えた。
しかし、確証はない。
私は確かめるためコメントを書き足した。
『ありがとうございます。そちらの熊ちゃん?も可愛いですね。』
返事は来るだろうか。そんな期待を胸に私は微笑んだ。
いつの間にか教室には何人かのクラスメイトの姿があった。
宿題が終わっていないことに気付き私は慌てて取り掛かった。

