一気に無表情になる咲に恐怖心を抱いた。


「え。ど、土下座?」

俯いて聞く私に咲は


「嘘だよ!信じないでよバーカ!ただ私は前みたいに優華には親友でいて欲しい。」


笑う咲に安心して、また咲と親友になれるか考えた。


「戻れたらいいね!」

としか言えなかった。私はまだ咲が怖いのかもしれない。

でも、この恐怖心はなんとか取り除いて行こうと思う。


そして、一歩一歩卒業までの約一年間は楽しく青春して行こうとおもう。