「え?優華ちゃんいじめられてるの?」

愛実さんはビックリしすぎて、口に入れようとしたティラミスを止めた。


「はい!でもわたしが耐えればいいんです。耐えればいつか飽きて痛い思いはしなくて済むと思うので!あ!わたし仕事に戻りますね!ごゆっくりどうぞ!」



私としたことが、他人に打ち上げるなんて、ほんと後悔。





「愛飛。あの子の事好きなんでしょ?」

「うっせぇ。」

という会話をしてたなんてこと私は知らない。