「・・・う・・・ん?」 あ、私寝てたんだ…。 ちらりと隣を見ると聡斗が気持ちよさそうに寝ていた。 まだ3時を過ぎたところだった。 これから、どうしよう。両親が死んだのだ。交通事故で。 部屋を見渡すと、棚に置いてあった写真が目に入った。 私の高校の入学式の写真、聡斗がサッカーをしている写真、パパとママの結婚式の写真、家族旅行のときの写真・・・。 ふいに涙がこぼれた。 この家にいたらもうおかしくなりそうで、パパとママを思い出しちゃうから、外に飛び出した。