可愛い俺の仔猫ちゃん

翔輝が不思議な顔をして立っていた。

「翔輝、お父さんとお母さんちょっと出かけてくるから、いい子に寝てられるか?すぐ帰ってくる、だから空月君と月陽ちゃんのことも頼むぞ?お前は1番お兄ちゃんだからな?」

「うん、わかったよ」

3人が眠ったのを確認すると2人は病院へ向かった。

霊安室には見ていられないほどの2人の姿。2人の両親も来ていて、泣き崩れていた。

「有希(ゆき)…っ、どうしてこんなことに…」

「洸(こう)…暑かっただろ…痛かっただろ…」

2人の両親はそれぞれの子の名前を呼んでその無惨な姿の2人に触れる。

2人の車は後方からトラックに激突され、前方の車にもぶつかった。ドアは曲がって開かなくなり、開けようとしているところを油漏れにより爆発。

それが事故の状況だった。

あまりにも酷すぎる。

こんなの幼い子供達に見せられるものかと……。

朝方になって、翔輝の両親は帰宅した。この事実を知らせなきゃいけない。

2人の両親、つまり双子の祖父母とも話をした。