先生との約束

「先生ー! 
約束守れました。」


「早かったな、お帰り。」


「ありがとうございます。」


「少し外で話すか?」


「はい。」


「正直本当に来るとは思わなかったよ。
手術は成功したら先生のことなんか忘れると思ってた。」


「バカにしないでください。
私は入学して先生とあの約束した時から3年間ずっと好きだったんです。

その後告白して海外に2年間行ってる時も先生のことしか頭になかったんです。」


「山田…。」


「もう1度伝えます。
先生のことが大好きです。
こんな私で良ければ付き合ってください。」


「こんなおじさんでいいのか?」


「先生まだ30じゃないですか?
全然おじさんではありませんよ。」


「でも…ごめんな。
付き合うことはできない」


「そうですよね…。
わかりました。
でも…勝手に思っておくのは迷惑になりませんよね?」


「俺は一応学校の先生だし歳もかなり離れている。
それに山田はこれから2年も学年が違う人と高校生活を送るんだろ。」


「はい…。」


「だから俺と付き合うのは山田の未来の迷惑になる。」


「そんなことない。」


「そこまで言うなら結婚するか?」