〈セシリアside〉

「ん〜おいし〜!」

今テオバルドの部屋でのんびりとティータイムを楽しんでいる

テオバルドが買ってきてくれたケーキはうちの御用達のお店のもので相変わらずおいしい

「おいしいだろ〜

セシリアのためにわざわざ並んで買ってきたんだ


それとこれうちのぶどうジュース

一緒に飲もうぜ!」

コトッと高級そうなビンとグラスをテーブルにおいた


「え!?

テオバルドの家のやつ!?

やった〜♪

これすごくおいしいけど今なかなか手に入らないんだよね〜」

「そうなんだよな〜

ワインなんて品切れ状態だよ

今忙しいらしいからそろそろ手伝いにいってやらないと…」