伝説の少女

って今はそんなことを考えている場合じゃない

と思って柵の方に視線を向けた時だった

何かが地面にキラリと光った

光ったところにいくと

「ネックレス?」

銀色のネックレスだった

そこからはさらわれた生徒の魔力が感じられたため生徒のものだろう

「…そうだあの手を使おう」

そうつぶやいてネックレスに手をかざした