更に長はギロッとこちらをにらみこういった

「お前は自分の力を生かせておらんし」

「うっ…それは…」

「全くなんでお前はそんなにもチキンなんだ

いいか?わしの若い頃はな…」

「お父さん!

今はそんなことを話してる場合じゃないでしょ!」

長の娘がうまい具合で止めてくれた

「すまんすまん

いいかティメオ?

いくらお前が強いからってその能力を生かせなかったら意味がないだろう

何億年に1人のその力を…

前に使った時はルミアの力が強いため単体では抑えきれずルミアの中からあの記憶を犠牲にしてまでもあいつと遠ざけたんだろ?

だがあの行動をするとだんだんとその記憶が蘇ってくるが出来るだけそっとしてあげたいからってお前は極力しないようにしているがな」