季節は12月に入った。
クリスマスカラーに染まった街中は、どこか浮き足立っているように感じた。
この日、わたしたちデザイン課は飲み会の会場である会社近くの居酒屋にきていた。
「京極竹司がデザインしたランジェリーの発売決定と今年もお疲れ様でしたと言うことで、乾杯!」
「カンパーイ!」
課長の音頭で忘年会が始まった。
「京やん、おめでとう」
カチンと京やんとグラスをあわせたわたしに、
「来年の春に発売されるんだけどな」
京やんは困ったように笑った後、カルピスサワーに口をつけた。
「おい、京極」
わたしと京やんの間に課長が入ってきた。
「わわっ、何ですか?」
課長の登場に驚きながら聞いた京やんに、
「お前、この場を借りて上司の嫁さんを口説こうと思ってるんじゃねーぞ?」
そう言った後、課長はわたしを抱き寄せた。
クリスマスカラーに染まった街中は、どこか浮き足立っているように感じた。
この日、わたしたちデザイン課は飲み会の会場である会社近くの居酒屋にきていた。
「京極竹司がデザインしたランジェリーの発売決定と今年もお疲れ様でしたと言うことで、乾杯!」
「カンパーイ!」
課長の音頭で忘年会が始まった。
「京やん、おめでとう」
カチンと京やんとグラスをあわせたわたしに、
「来年の春に発売されるんだけどな」
京やんは困ったように笑った後、カルピスサワーに口をつけた。
「おい、京極」
わたしと京やんの間に課長が入ってきた。
「わわっ、何ですか?」
課長の登場に驚きながら聞いた京やんに、
「お前、この場を借りて上司の嫁さんを口説こうと思ってるんじゃねーぞ?」
そう言った後、課長はわたしを抱き寄せた。