嘘とワンダーランド

「でも終わってよかったよ。

後は今月の終わりにあるプレゼンを待つだけだな」

京やんは笑いながら言うと、ミルクティーを口に含んだ。

「はあ、癒される」

京やんはスマートフォンを取り出した。

「おっ」

画面を見た瞬間に声を出したと言うことはいい結果が出たと言うことだろう。

さすが、京極ネットワークである。

名前と職業と言う名のわずかな手がかりから、見事に結果を出したのだ。

これは期待ができそうだ。

「何かわかったの?」

そう聞いたわたしに、
「んーっ、まだ情報が不足している方だな。

もう少しだけ待ってくれるか?」

京やんが言った。

「いいよ」

わたしは首を縦に振ってうなずいた。