「葉月…さん。亡くなったのか…」 遼が俯きながら言う。 「存在が消えるのは同じだね…」 「亡くなり方も多分同じ…」 と菜摘と未来が言う。 「あれ? 少し濡れてない?」 ノートを見つめていた私は皆に言う。 所々少し濡れているのだ。 「涙…かな?」 菜摘がそっとノートを触りながら言う。 「葉月さんが亡くなったんだ。涙くらい出るよな…」 と高林くんが言う。