「ねぇみんな…」
未来が立ち上がりながら言った。
「落合くんは残念だけど、これで遠山さんもお姉さんに対する心残りはないから…。もう、やめよう? それでこの鬼ごっこはやってはいけないってみんなに広めよう? これ以上…犠牲者を出さないためにも…」
未来が真剣な口調で言う。
「うん。私も未来に賛成。この鬼ごっこは絶対にやらさせてはいけない」
私がそう言うと、未来がありがとうと笑顔で言ってくれた。
「まぁ…遠山にも理由があったんだし。そうするしか方法はねぇよな…。遠山、怒って悪かったな」
もう既に泣き止み冷静さを取り戻した
高林くんがそう言うと、遠山さんも謝った。
一時はどうなるかなと思ったけど、
皆との絆が深まったように思えた。
