そして放課後になった。 遠山さんは必要な物を持ってくるみたいで、 私達は先にショッピングモールの フードコートに向かった。 「何で遠山さんは教えてくれなかったのかな?」 菜摘がオレンジジュースをすすりながら言う。 「うーん…何か理由があるんだよ」 と未来が言う。 私も未来と同じく理由があるからだと思う。 だって、あの時優しく接してくれたし、 私達に何の理由もなく嘘をつく理由なんてないから。