アイちゃん鬼ごっこ



「そ、そんな…っ。落合くんが私を…??」



誰よりも驚いているだろう未来が言った。



「ああ。だから、山下を守れて陽介はよかったと思う。心残りはないはずだーー」



「そっか…。落合くん…。ありがとう」



未来は落合くんがいるだろう上に顔を上げて落合くんに言った。



もし、私が追いかけられたら誰か…ううん。



高林くんは助けてくれるのかな?



私はそっと高林くんを見た。



パチリーー。



目があった…?



だけどすぐ高林くんの視線は私の隣にいる菜摘と遼に向けられた。



き、気のせいかな?



そして、時間が経つにつれて眠気が襲ってきた。



周りを見合わたすと、皆も眠そうな顔をしていた。



ここで寝たら危険ーー。



そうは分かっているものの、



眠気にかてなかった私はそっと目を閉じたのだった。