アイちゃん鬼ごっこ



しばらくの沈黙の後、未来が口を開いた。



「あのね、私アイちゃんに追いかけられてたの。



すごく…すごく怖くて、死にたくなくて必死に。そしたらね…前に落合くんがいて…。



逃げてって言ったけど、落合くんはアイちゃんの方に走っていったーー。



そして、落合くんは私に逃げろって言って私は泣きながら階段を登った。



しばらくして静かになったから戻ったら、あんな姿に…っ。



私が…っ、あそこに逃げなければよかったのに…!!私が…私が…っ!!」



全てを語った未来は涙を流し、手で顔を覆った。