忘れられないとか、ぜってー嘘だろ。 「何訳分かんねぇことばっか言ってんの? もう俺ら関係ねぇじゃん。」 「私はただ、新しい恋を・・・「新しい恋って何だよ!過去で傷ついてる俺が新しい恋なんてできる訳ないだろ!」 花音は泣きそうな顔してるけど、今の俺はそんなのに気にしない。 「帰れ。もうここには来んな。」 「でも……「聞こえなかったか?帰れって言ったんだ。」 もう1度睨み返すと、花音はすぐにその場を去った。 花音が帰った後、俺も自分の教室に戻った。