「じゃぁ、行こっか。」


そして、俺たちは、水族館へと向かった。







――――――――・・・・・・・水族館


「うわぁ、おっきいぃぃぃ!」


「ここ、東京でもかなり大きい水族館なんだって。」


俺は今宵に手を伸ばした。


「行こ。」


「・・・うん。」


恥ずかしそうに俺の手をとる今宵。


「そうじゃなくて、こう。」


俺は今宵の手を絡め、ギュッと握った。


「こ、これって!!」


「そ、恋人繋ぎ。」


今宵の顔は、さらに顔を真っ赤になった


チケットは前売り券だったから、並ばなくて済んだ。


「結構人混んでるね。」


「人気だから、休日でも結構人混むんだよ。」 


「そっかぁ。」