コツンと音がすると、安曇君のおでこが私のおでこに当たった。


「あれ?おでこは熱くない。」


目の前には安曇君の凛とした瞳。


それ以上見れない私は、目を瞑って安曇君が離れるのを待った。


「こ、ここまででいい!」


「え?でも家まで…「すぐそこだから!」


さっきから心臓鳴りっぱなし。


何なの?コレ……