「俺は、高槻が好きだよ。」 え・・・? 赤かった顔が、さっきよりも赤くなる。 「・・・うそ・・・」 「嘘じゃない。本気で、高槻が好きなんだよ。」 信じらんない、。夢でも見てるのかな? 「まだ信じらんない?」 そう言うと、安曇君は少しずつ私に近づいて来る。 「じゃあ、これで信じさせてやるよ。」 そう言った途端、安曇君の顔が近づいてきて、私の唇に安曇君の唇が触れた。 ・・・え?