あれから高槻さんの顔を見づらくなってきた。


「これも恋なんかなー。」


そんなことを考えながら購買に向かった。


「あ、あんパンある。」


手を伸ばそうとすると、誰かの手が重なった。


「あ、すいま…「あ!」

隣を見ると、そこにさっきまで考えてた人の姿があった。


「暁君!」「高槻さん!」


うわ〜顔合わせづらい。


「購買なんだ、高槻さん。」


「うん。あ、あんパンあげる。」


え?そこ男子が譲るとこ……