「お待たせしました。」
相変わらずミニキは下を向き
暗い表情だったが、
スカイまでもイライラしていた。
「おう…。」
「ありがとうございます。」
とりあえず、返事はしてくれたが、
これから先が思いやられる。
「2人とも、食事が終わったら
話があります。」
食事中でもよかったが、
美味い飯を不味くはしたくなかった。
「はい。スカイのモノ。
こちらが、ミニキのモノです。」
2人は今度は無言で受け取り、
食事に入った。
それでは、僕も食事にしますか。
少年の手を引き、
首に噛り付いた。
ガリッ
その少年は叫ぶこともせず、
静かにあの世へ去った。
…それにしても、よく血が出ますね…。
「スカイ、この少年の血を
全て飲んでくれませんか?」
狼男に血は不要。
肉があればいい。
「いいのか!?
じゃ、いっただっきまーす♪」
用意された血は
すでに飲み干していた。
それでも、
この少年の血を飲めるのは
本当にお腹が空いていたのだろう。
ジュル…ジュルジュル
スカイは勢い良く
少年の血を飲んだ。

