吸血鬼と狼男と悪魔のこどもたち





この人間の子どもは衰弱し
今にも死にそうだ。


でも、これぐらいが
ちょうどいい。



1番美味しいのは、死にかけ
だから。


「キミ、まだ生きたい?」


小さな5才ほどの
少年に聞く。


毎回人間を食べる前に尋ねる言葉。


本当に生きたいのなら
生きればいい。


それが、本心だった。



「生きたくない。
速く僕を殺して。」



小さな声で少年は言う。



「そっか。わかった。」



それからはお互い何もしゃべらず、
部屋に戻った。