吸血鬼と狼男と悪魔のこどもたち





その時、
わずかに物音がした。



「ミニキ、俺もいるぞー
出てこーい。
話し合いをしにきたぞ!」



スカイも声をかける。



すると…



「わっ、びっくりしたなぁ。
今まで寝てた。
おはよう。明日のことだよね?」



ミニキは長い髪を下ろし眠たそうに
散乱していた物の下から出てきた。



「寝相悪すぎだろ」



スカイは笑いながら言う。



でも、この部屋がおかしいことは
スカイにもわかっているはず。



ミニキの性格からして
物が床に落ちているなんてない
だろうし、
微かに血の匂いがする。
それも、二つ。




「あはは…ちょっと暴れちゃった…。
そんなことより、他の部屋行って
ご飯でも食べない?」



ミニキはずっと、
スカイばかりを見ていて、
僕のことを見ようとしない。



確実に何かあった証拠だ。