……はっっ!!!はぁ…… 退屈な授業のせいで昔の夢を見てしまった。 「もう友達は、いらない」 そう、決めたんだ。 名前もいらない。赤姫だから。 窓から吹いてくる風が彼女のセミロングの髪をなびかせて彼女は再び浅い眠りについた。