大声で好きを。





「じゃなーい!!」



私は、カバっと起き上がって制服に着替えた。

そして、ドタドタと階段を下りていく。



「あら、美優(みゆう)。おはよー」


「おはよー!!なんで起こしてくれないのー?!」


「起こしたわよー?」



私の不満声にぶつくさと反抗するお母さん。