大声で好きを。




そこには、苦笑いしながら私達を見る日和の姿が。


呆れたかな。


私も思わず、あははーと笑った。



「ごめんね?」


「ううん。毎日そんな感じだからすごいなーって」



日和は、遠慮がちに小さく笑う。


まあ、毎日って言えば毎日なんだけどさー。
私だって、したくてしてるわけじゃないもん。


少しだけ、拗ねる私。

それを知ってか知らずか、時計を見た日和があっ。と声をあげる。