間違いからの恋

「なぁなぁ、なんの話?」


ひ、光?!

後ろからあたしの頭に顎を乗せて
話に割り込んできた。


「あー、ちょうどいいところに!
優美が話があるって~」



ちょ、ちょっと
りっちゃん?!?!



「なに?」



光と目が合って心臓のドキドキが
止まらない。





どうしよ、どうしたらいいの?!


りっちゃんが書いてくれた紙を
手の中で握り締めるあたし。



な、なななにか言わないと..!!



「き...きょ...今日...」



「今日??」




不思議そうな顔で見つめる光。




「...今日...も暑いねーアハハ(笑)」




...何やってんだ?!?!


あたしーーーーーー!!!