あと、もう少しだけ

俺たちは3年生、ということは受験があるってわけで。



勉強も難しく、多くなっていくっていう。



部活も夏で引退するし、もう楽しみがないな。



「部活も頑張らないとな。1年と2年にいいとこ見せないと」



「俺はやっぱり受験が危ういよなー…勉強とか苦手だし意味わかんないし」



高校は行きたいんだけどな、と足で水面を蹴った一輝。



「俺が教えてやるよ、あと塾いけば?」



「塾とかめんどくせーし、部活帰りはきついじゃん。終わるの10時位になるところもあるらしいし」



「10時とか普通にあるし。高校行く為なら全然平気」



なんて喋っていると、先生の声がしたので海から出て 靴下を履かずに靴を履いた。