あと、もう少しだけ

「一輝、汗やばいな」



「そーゆー洸だって、汗が滝みたいに滴ってるよ?」



俺は泊まる部屋に重いエナメルを置いて、クーラーのかかったロビーのような所に向かった。



「暑かったねぇ。アイス買ってきたから、食べてねぇ」



俺はおかみさんからソーダ味のアイスバーをもらって袋を開けた。



フローリングの床に座って、パクッと一口食べる。



うまっ、久しぶりに食べたなー。



小学校の頃とかはよく食べてたな。まぁ俺は、カップアイス派だけど。



「おっ、ソーダ味なんだー」



一輝も俺の隣に座って、パクッとオレンジ色のアイスを食べた。