あと、もう少しだけ

少し冷や汗をかく俺。



本当に体調が悪そうな位に元気が珍しくない一輝。



5月を変わり目だと完全に間違えてる伍姫。



季節の変わり目って、6月じゃないの?



と言いたかったけど、ぐっと喉の奥に押し込んだ。



「まぁ決めよ。他にやることもあるんだし」



気まずい空気の中、いっせーのーで指差して決まったのは…



「え、俺?」



月歌に指をさした俺以外全員の指が俺に向いている。



「洸班長、よろしくお願いしまーす」



と、一輝がいつも通りに戻そうと思っているのか、さっきよりも明るめの声で俺にそういった。