あぁ、消ゴムなかったんだ。
怯えすぎも良くないよね…。
怯えられていい気持ちとかならないだろうし。
慣れていかなきゃ。
・
・
・
・
あっという間に放課後
・
・
・
・
「それじゃあ、また明日ね~」
「うん、バイバ~イ」
はぁ、怖かったなぁ~桐島君…あれ?
あれって桐島君!?
これは仲良くなれるチャンス!!
怖いけど…怯えすぎもダメだからね!
「き、桐島君!」
「あぁ?」
う…怒ってる…
「あ、ワリィ…またあの女子らかと…」
「あ、ううん大丈夫!」
よかった私に怒ってるんじゃなくて。
「桐島君も家こっちなんだ!」
「あぁ」
「偶然だね!!私もなんだ!」
「へぇ」
あぁ、話題がない…。
どうしよう。
「お前…なんで横歩いてんの?」
「へっ?あ、ご、ごめんなさい!」
「いや、別にいいけど。」
「そう?いいなら」
あ、家見えてきた!
「私ここなの!」
「は?」
「ん?」
「俺もここなんだけど…」
「え。違うよ、ここは家の家だよ!!」
「俺もここなんだって。」
ガチャ
「二人ともおかえり!」
「お母さん!!」
「雛海、海翔君、二人ともお話があるの!」
なんだろう?
「あのね、今日から雛海と海翔君は同居するのよ!」
「「はぃ?」」
私と桐島君は声を揃えて驚いていた。
怯えすぎも良くないよね…。
怯えられていい気持ちとかならないだろうし。
慣れていかなきゃ。
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あっという間に放課後
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「それじゃあ、また明日ね~」
「うん、バイバ~イ」
はぁ、怖かったなぁ~桐島君…あれ?
あれって桐島君!?
これは仲良くなれるチャンス!!
怖いけど…怯えすぎもダメだからね!
「き、桐島君!」
「あぁ?」
う…怒ってる…
「あ、ワリィ…またあの女子らかと…」
「あ、ううん大丈夫!」
よかった私に怒ってるんじゃなくて。
「桐島君も家こっちなんだ!」
「あぁ」
「偶然だね!!私もなんだ!」
「へぇ」
あぁ、話題がない…。
どうしよう。
「お前…なんで横歩いてんの?」
「へっ?あ、ご、ごめんなさい!」
「いや、別にいいけど。」
「そう?いいなら」
あ、家見えてきた!
「私ここなの!」
「は?」
「ん?」
「俺もここなんだけど…」
「え。違うよ、ここは家の家だよ!!」
「俺もここなんだって。」
ガチャ
「二人ともおかえり!」
「お母さん!!」
「雛海、海翔君、二人ともお話があるの!」
なんだろう?
「あのね、今日から雛海と海翔君は同居するのよ!」
「「はぃ?」」
私と桐島君は声を揃えて驚いていた。

