キーンコーンカーンコーン

「はい、これでHRおわりー」

ガタガタ

女子が桐島君の所に集まる。

「桐島君!!桐島君はどこからきたの?」

「緊張してるの?緊張とかしなくて大丈夫だよ!」

「これからよろしくね桐島君!!」

「これあたしのメアド!いつでも連絡して~」

うわぁ~大胆。

なんて返すのかな?

「ウザい」

!?

低い声。

ほんとに怒ってるのが分かる。

女子もわかったんだ、どんどん去っていく。

でもほんとに怖い。

キーンコーンカーンコーン

あ、一時間目始まる。
一時間目、なんだっけ?国語か!!

教科書教科書っと。

あっ!
ギャーーッ

シャーペンが、き、桐島君の椅子の下に…。

他のシャーペン…あっ!昨日…勉強してて机の上に置きっぱなし。

頑張って声かけて…取らせてもらおう。

「あ、あの…」

ギロッ

ひっ!

頑張れ私!

「椅子の下にシャーペン落ちたので…とってもいい、ですか?」

うぅ怖い。

スッ

えっ?

「あ、ありがとうございます」

びっくりした。

桐島君が取ってくれるなんて…。

でも…怖かった~。


普通に授業を聞いていると…

桐島君が困ってるように見えた。

筆箱のなかをあさって…頭を抱えてる…。

困ってるひとは助けなきゃいけないけど…もし、勘違いだったら…迷惑…かも。

あぁどうしよう…

「なぁ」

!?

声かけられた~!

「は、はい?」

「消ゴム貸してくんない。」

「え?あ、はいどうぞ」

「ども。」