チャラ男くんの忠実なる犬

華を連れて水族館を出た。


「ちょ…欄!どこいくの?」


「さあ…」


「ねえってば!!」


華はちょっと怒ったように言った。


「他のやつにしっぽふんなよな。」


「え…」


「華いないから探したら、あの委員長にしっぽふってんだもん。」


あー独占欲ってあんのな。


「ふってないもん…」


「あそー。」


「…だって…」


ぴたりと足を止めた華。