side蘭


華が好きすぎてヤバイわ。


「華ー。俺ん家くる?」


「え?あ…っと~」


「お袋まだ帰ってねえし。」


挙動不審な華。

ククク…何想像してんのかなー。


「じゃ、あ…少しだけ。」

少しだけな~

当分帰すつもりないけど。


華がうちに来るのは、
2回目。



俺の部屋に華を入れた。


「ほれ。麦茶だけと゛。」

「あ、りがと。」


緊張しすぎだっての。


「華。おいで。」


膝の上に華をのせてみた。


可愛いな。



本当、めちゃくちゃにしたくなる。