「しっぽフリフリしてる。」


「してない!」


「わあったわあった!
ほら、行くぞ!」


「うん!!麗奈!じゃあねー!」


「じゃあね。華。」



「アイツそのうちマジで
しっぽと耳はえてくんじゃね?」


「クククっ…はえてるね隠してるんじゃない?」


麗奈とセツナは
私の犬っぷりに笑っていた






「蘭さん、あのさ。」


「んー?」


「手…離して?」


校舎内にいる全員が見てます!!


「何で離さなきゃなんないの?」


「いや…だって…」


「あそー。じゃあ離すー。」


パッと手が離れたら
さっさと蘭が行ってしまう。


うぅ…


置いてかないでよぉ~


放置は嫌いなんです。
構って欲しいんです。