side華


はあ…


「華ー、ほれエサ。」


「いらない~」


「なあ、そんなに寂しいなら欄に会えばいいじゃん。」


「嫌…」


だって美香先生と元に戻ったに決まってるもん。



セツナが何度もそう言うけど、私は欄には会わない。


これでいいんだ。




寂しくて寂しくて仕方ないけど


時間が立てば大丈夫だよ。


ヒロキのことだって今は
過去のことになってる。


私は平気だよ。