「別行動でいいつったの芽依だろ」
「だからって女のとこ行く?」
芽依ちゃんの敵は輝なんかじゃない。
私だ。
「芽依ちゃんごめんね…そんなつもりじゃなかったの」
芽依ちゃんの冷めた目が私に向けられる。
咄嗟に身震いをしてしまう自分がいた。
「雫輝は悪くないだろ?近づいたの俺だから」
(火に油注ぐなよ…)
冷めた目で私を見ていた芽依ちゃんは、いきなりふっと笑うと
「夜まってるからね」
そう輝に言い残して、去って行った。
「…なんか、ごめんな」
「ううん、私のせいだよ」
輝には彼女がいる。
分かってて一緒にいた。
さっさと伊澄くんを探せばよかった。
「だからって女のとこ行く?」
芽依ちゃんの敵は輝なんかじゃない。
私だ。
「芽依ちゃんごめんね…そんなつもりじゃなかったの」
芽依ちゃんの冷めた目が私に向けられる。
咄嗟に身震いをしてしまう自分がいた。
「雫輝は悪くないだろ?近づいたの俺だから」
(火に油注ぐなよ…)
冷めた目で私を見ていた芽依ちゃんは、いきなりふっと笑うと
「夜まってるからね」
そう輝に言い残して、去って行った。
「…なんか、ごめんな」
「ううん、私のせいだよ」
輝には彼女がいる。
分かってて一緒にいた。
さっさと伊澄くんを探せばよかった。

