次の日。



とりあえず、あの水着だけではとても見せられたものではないため、Tシャツだけでも持っていくことにした。



(美涼にバレたら怒られるんだろうなぁ…)



9時ちょっと前に学校へ着くと、既に伊澄くんや千陽ちゃん、後輩も結構揃っていた。



「おはよ〜!」



みんなとあいさつを交わして、足りない人を確認する。



「輝と…芽依、ちゃん?」



「まだ来てないっすね〜、朝っぱらからやることやってんじゃないっすか?」



伊澄くんがケラケラ笑いながら言うと、千陽ちゃんが頬を赤らめて伊澄くんを制す。



「ちょ、ちょっと伊澄くんっ」



「冗談っすよ和歌先輩〜」



そんな千陽ちゃんが可愛くて、つい私も笑ってしまう。